※ここに記載された内容は無保証です. 各自の責任において利用してください.
Advanced/W-ZERO3[es](アドエス)のQWERTYキーボードの スライド機構のガタつき改善を目指して, 〜ハンズで購入したトスベールとテープを使って〜 を踏まえてさらに ハンズで購入したトスベールとテープを使って改善を試みました. (2007-08-12)
前編では手近にあったビニルテープで試しましたが, もっと何か良い材料はないかとハンズに行って探した結果, これら3つが目に留まりました.
ニチアスの「カグスベール」シリーズの中の 「トスベール(18枚入り)」. 粘着テープつきナフロン(ふっ素樹脂)の小片. 東急ハンズにて¥346で購入. 似たようなものはいろいろあるがどれも厚みがありすぎ,これが一番薄い.
PCテープ(クリア). 東急ハンズにて¥189で購入. 「Scotch Plastic. Tape Repairs, Decrates and Identifies」 普通のビニルテープより耐久性を期待して購入したが, 要するにスコッチ製のビニルテープ? 高さ調整のため,厚みのあるしっかりと粘着し,長持ちするテープを 探したが,なかなか適当なものがなく, 最終的にはやはりビニルテープ系.
スコッチ アルミテープ(耐熱・耐寒用). テープ厚 0.125mmとやや厚手のため選択. ビニルテープよりはかなり薄い. 東急ハンズで¥934で購入. 25mm×5m.
さて,これらを用いて前編と同じように4箇所で支えることで スライド部分を固定します.
液晶の裏2箇所は,トスベール1枚を写真のようにカットして貼り付けます. ただし,そのまま貼ると高さが不足するので, アルミテープをトスベールの下に数枚貼り重ねて高さを調整します. 私は2枚貼り重ねました.
QWERTYキーボード脇の突起の増補は,アルミテープでと思ったのですが, 数枚貼ってもバイブ時の振動は収まらず, 結局その上に透明のプラスチックテープを貼り付けることで 具合良く治まりました. なお,高さはスライド機構に負担がかからない程度にしておく必要があります.
さて,前編のビニルテープと比べてどうかというと, 実は必ずしも具合良くありません. トスベールはすべりはよいのですが「クッション」性がよくありません. しかし,スライドを閉じたときにこの4点で支える方法は十分効果的です. バイブ時の振動を確実に抑えることができます. また,スライドを閉じて通常の電話として使用するときの持ち具合も しっかりとしています. 是非,ミヤビックスさんあたりから,適度な高さに調整した ビニル系のシール4枚のセットを発売していただければと期待するところです.